「ボーカル・オーディション」に送る音源のレコーディングについて
オーディション用にボーカルレコーディングをご希望されるお客様が多数いらっしゃいます。
その中でみなさん同じような悩みを持っているようですので、ここで紹介したいと思います。
オーディション用の音源ってどのくらいのクオリティーが必要?
オーディションの多くは「容姿」「歌唱力」「声質」「その他の付加価値」が参考基準になります。
ですので歌を録音した音源は市販CD並の音質が必要ではありません。
しかしカラオケ店で自分でスマホで録音した音や簡単な録音機器で録音した音だと、歌が小さかったり、逆に音割れしていて聞きにくかったりすることも多く、審査員が聴いたら良い印象を持たない可能性があるのも事実です。
ですのでそれなりにきちんとした録音が必要だと思います。
それなりにきちんとした録音って?
通常のCD制作が行える程度の設備。ボーカル用マイクと防音・吸音されたスタジオで録音するのが"それなり"の録音です。
自分で録音機器を持っていない場合は小さくても良いのでボーカル録音ができるスタジオをお勧めします。
歌の修正ってしたほうが良いですか?
今は音程やリズムなどを細かく編集で修正することが可能です。
市販CDなんかはほとんどそういうことをしています。
だからオーディション用でもきっちりきれいに歌を直したほうがいいのか?
やり過ぎは逆効果です。
特に音程(ピッチ修正)は音質が変化してしまうので審査員が聞けば修正している事がバレバレです。
ですので過度に修正したものは「ああ・・修正してるな=歌が上手くないんだな」と思われてしまう可能性があります。
気がつかない程度に微修正ならばOKだと思いますが、ガチガチに修正してしまうとかえって逆効果になるかもしれませんので注意しましょう。
特に何に気をつけて録音すればいいですか?
いくつかありますが、まずは自分の良さ、売りを表現しましょう。
よくあるのが歌う曲のオリジナルを真似してしまう事です。
モノマネ歌手がほしいのでは無いでしょうから自分の歌い方を練習しましょう。
もうひとつは曲の歌い出しに全力を注ぎます。
最初に聞く第一声が声が出ていなかったりかすれていたり滑舌が悪かったりしたら印象はよくありません。
「お!もっと聞きたい!」と思わせる歌い出しが肝心です。
丁寧な歌い方は良いのですがピッチやリズムを気にしすぎてつまらない歌になってしまうのはNGです。
逆に感情を込めすぎるのもNGです。
盛り上がったライブのような場ではなく会議室などで音を聞くのですから、テンションが高すぎる歌はあまり好まれません。
さらに感情を込めて歌あげると音程やリズムも乱れがちになる人が多いですので注意しましょう。
以上
オーディション録音の時によく相談される項目を紹介していました。
参考にしてください。
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