レコーディングスタジオでのパックプラン使用時の注意点
最近はリハーサルスタジオなどでも録音設備が整っていて、6Hレコーディングパック 25000円などの価格で利用できるサービスも多く見られます。
こういったパックプランを使うときの注意点を書いてみようと思います。
時間内であればより多くの曲を録音したほうがお得 と考えるのは良くわかりますが、曲数を詰め込んだ結果全部が中途半端でデモテープのような粗い仕上がりになるという事態が起こります。
余裕を持って しっかり作って残った時間があればなにかやる位が丁度いいでしょう。
やる曲順やパート順、時間割などはある程度決めてから本番に望みましょう。
簡単なスケジュール表を作って目安にするのも良いでしょう。
各自自分のパートは練習しておくことは言うまでもありません。
曲のテンポ(BPM)は実はかなり重要な要素です。
もうちょっと早く、遅くなんて当日試しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
練習の時にメトロノームを使って1単位までテンポは決めておきましょう。
バンドなどで譜面を使用していない場合も進行譜という簡単な譜面は準備しましょう。
レコーディングエンジニアに的確にやりたい場所や聞きたい場所が伝わらないと作業がスムーズに行きません。
音というのは言葉にするのが難しいものです。
楽曲のイメージを決めるのはエンジニアにかかってきますので 求める音のイメージはきちんと伝えましょう。
目標にしているCDなどがあればそれを持参するのも良いでしょう。
本番で練習以上のパフォーマンスを出すことはできません。
それどころか緊張などで練習でできたことができないなんて場合もあります。
自分以外にはわからないようなこだわりを追求してしまうと時間が足りなくなります。
うまくいかなかった悔しさは次の曲にぶつけましょう。
録音データはお金を払う人に権利があります。
録音したデータは必ずコピーしてもらいましょう。
Windowsを使用している人はHDDのフォーマットはFAT形式にしましょう。
多くのスタジオはMacの為FAT形式でないとコピーできません、NTFSではダメです。
USBメモリーは最初からFATなので大丈夫です。
その時にソフトは何で録音したか?DAWの種類を聞いておくことを忘れないようにしてください。
自分で後で編集したり、ミックスの練習などをしたい場合は、「一本化」といってどのDAWでも使える状態のファイルを貰いましょう。
「頭からの帯ファイルでオーディオデータをください」と伝えれば大丈夫です。
レコーディングの後はミックスダウンに入りますが、パックの場合はミックスの時間は非常に短いです。
1曲30分~1時間程度になるので かなり経験のある腕の良いエンジニアでもはっきり言ってかなり粗いラフミックスしか作れません。
それでも曲の録音データをもらっておけばミックスダウンをきちんとやり直す事が可能です。
自分たちで納得がいくまでやるもよし、ミックスダウン.comのようなプロにお願いするもよし。
自由です。
もし過去に録音した曲で仕上がりに納得できていないものなどあれば是非当サービスにご相談ください。
全国どこからでもオンラインミックスダウンのご依頼を承ります。
オンラインミックスダウンサービス
ミックスダウン.com