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ざっくりとしたレコーディングマイクの話

レコーディングといえばマイク

マイクもいくつか種類もあり使い方やチョイスなどは様々なパターンが存在します。

今回はざっくりとレコーディングに使うマイクの説明をしたいと思います。

レコーディングマイク

 

写真左から【AKG D112】【ゼンハイザーMD421マーク2】【NEUMANN U87Ai】【上の小さいの ノイマン KM-184】【WarmAudio WA-14】【Blue Baby Bottle】

 

左2本はダイナミックマイクという種類のマイクです。

主にドラムなどの打楽器やパーカッション、ギターアンプやベースアンプの収録などに使用されます。

中音域が強く録音できて力強く厚みのある音が録音できます。

 

ほかはすべてコンデンサーマイクという種類です。

ボーカル、アコースティックギター和楽器、管楽器、弦楽器などに使用されます。

低音から高音まで幅の広い周波数をカバーし、特に高音、金属音や倍音域などをきちんと録音できます、明るい音、リアルな音に向いています。

 

どちらもそれぞれ特徴があり使用用途によって使い分けます。

ボーカルはコンデンサーマイクと書きましたが、ロック系のパワフルな歌ではダイナミックマイクのほうが良い時もあります。

ラップなどはSM58を手で持って録音する事も多いです。

 

他にはギターの録音などは両方を使ってそれぞれの音の違いを混ぜていいところ取りをするという事もよくあります。

 

例えばボーカルを録音してみて「なんか音が細いな・・」と感じた場合はコンデンサーマイク+ダイナミックマイクを両方立てて録音します。

これで気になった細さを補う事ができる場合があります。

 

ですので、録音エンジニアが音を決める時にちょっとマイクを変えたり足したりすることがありますが、悩んでいるのではなく最善な音で録音するためにしている行動なので少しご理解をいただけると幸いです。

 

「自分のマイクを買いたい」という方は結構いらっしゃるので、予算や使用方法などをお話いただければ最適なマイクを紹介することも可能です、録音の休憩中などにお気軽にご相談ください。

 

 

新宿、荻窪、中野、高円寺あたりから近い丸ノ内線新高円寺駅5分の場所になります。

ボーカルなどのレコーディングを考えている方は是非ご検討ください。

↓詳しい内容などはこちら↓

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